名作巡礼の旅 『男たちの挽歌』
名作巡礼の旅。
第二弾はジョンウー監督の名作「男たちの挽歌」。
香港ノワールの先駆け的作品であり、
マトリックスや、僕の大好きな「カウボーイビバップ」最終話のオマージュ元となっていると聞いて元々超観たかったのですが。
年始休暇で「観るなら今しかねえだろ!」と。このタイミングで観ました。
(↑ブルーレイ。Amazonで迷わず購入!)
一言で要約するとまさに「恥じて生きるより、熱く死ね!」なのですが
超ざっくりあらすじを書くと
香港マフィアのホーは警察官に憧れる弟の為に極道から足を洗おうとします。
しかし最後の取引で仲間から裏切られてしまい捕まってしまいます。
(↑ホーことティ・ロンさん。個人的に画像右・「仮面ライダークウガ」の一条薫警部に似ていると思いました。)
親友であるマークは裏切った仲間が許せず単身敵地に乗り込み皆殺しにします。しかし膝に銃弾を受けてしまい。。
(↑マークことチョウユンファ氏。劇団ひとり氏にそっくr)
三年後。全てが変わってしまった世界。
ホーは弟から恨まれ、マークは足の怪我から下っ端に成り下がり、新人のシンがマフィアのボスとなっていました。
(↑こちらは北斗の拳のシンさん。男たちの挽歌のシン全くの小物。)
弟の為、親友の為、ホーは立ち上がる!!!
・・・といったストーリー。
個人的に
三年後、ホーとマークが再会し無言で抱き合うシーンは胸に熱い何かが込み上げてきたし、
弟からホーをかばうマークはとてもかっこよく俺もこんな親友がいたらなぁと思えたし(確かに極道であるホーは最低で激昂する弟の気持ちもよくわかるんだけど、マークからしたら超お世話になった先輩なんだもんなぁ)
ホーを叱咤激励するマークのシーンもよかった。どん底から這い上がっていく男は格好がいい。
ラストシーンでようやく兄弟の絆を取り戻してホロリ(;_;)
。。と名場面はあげればキリがありませんが
というかこれが96分という衝撃。濃厚ッ濃縮ッ!
新年からいい映画を観させていただきました。
ひたすら渋くダンディズム溢れていて硬派でかぁっこいい映画でした!
終わり